なぜ在宅医療が注目されているのか?
近日、在宅医療というものがどんどん加速しています。
- 超高齢化社会による医療費の圧迫
- 長期の入院ができなくなっていること
- 終末期の時間を自宅で希望する患者さんが増えていること
- 家族のいない独居の方々の存在
など、日本の状況は刻々と変わってゆき現状を維持していくことは非常に難しい状況です。
そこで厚生労働省は在宅医療推進のための推進を行っています。
- 在宅医療・介護の推進について [5,721KB] (リンク 厚生労働省HP)
また、こちらは在宅医療の現在の動向であります。
- 資料1 在宅医療の最近の動向 [4,253KB]
1977年ころには死亡する場所が、自宅と病院とで逆転しました。
それが2000年を過ぎると病院で78.4%でお亡くなりになっている状況です。
また、社会的背景に人口構成率は少子高齢化となり2025年には、65歳以上の人口に対して20~64歳までの人口が「1:2.6」になります。
これは、仮に65歳で定年をした場合2.6人で1人の生活を支えていく計算になります。また全国で見れば、東京都、神奈川県、大阪府、埼玉県、愛知県、千葉県、北海道、兵庫県 、福岡県の1都1府7県で全体増加数の60%になります。
平成24年度予算では、この在宅医療を推進していく事業に1億円ほど充てられ、基盤整備には23億円が充てられました。
診療報酬については、医科に4700億円、歯科に500億円、調剤に300億円となりました。
もちろん、こういった点でも在宅医療へ参入する企業が増え認知度が上がってきている背景でもあるでしょう。
今後、増々進んでゆく在宅医療ではございますが、
その中で予算のばらまきに群がる金の亡者になるのではない、日本を支える企業が選ばれていくはずです。
国政の動向やインフレへ向かうであろう経済の状況をしっかりと把握し、継続できるより良いサービスが提供できる環境づくりをしていくことが私の夢です。
そういえばこの前国立長寿研究センターによって認知症が血液検査で発見できるという研究発表がありましたね。
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WISE共同代表 山内伴紀